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朝日杯フューチュリティステークス 過去レース分析
それではまず候補馬絞り込みの条件を探りに過去レース分析しましょう。第5回 阪神競馬6日目の第11レース 15:40発走、2歳オープン芝1600mのレースです。12月21日の阪神競馬場の天気はくもり時々雨。朝からうっすら雨が降る感じのようです。朝からレース時間ごろまで続きそうで、気温は15時が13℃、16時は12℃。馬場は少し緩めで稍重馬場予想で行きたいとおもいます。
まずはレースが行われる阪神芝1600mコースの特徴について確認してみましょう。JRAホームページ掲載の阪神芝1600mコースの特徴を転記します。
https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2025/1221_1/race.html
バックストレッチ半ばからスタートして、外回りの3コーナーと4コーナーをぐるっと回ってゴールを目指す。スタートから4コーナーに至るまではほぼ平坦に近い。コーナーもゆったりしていて、ペースが緩むことなくレースは進む。ホームストレッチは473.6メートル(Aコース使用時)だが、残り600メートル標識付近から下り坂が始まるので、直線に向く前からペースが上がることになる。逃げ・先行馬はここで急がずに一息入れたい。4コーナーの下りで勢いがついた後続各馬が外から迫って、直線は内外広がっての追い比べになる。ゴール直前に坂があるので、惰性での流れ込みは困難だ。極端に遅い流れにならない限り、最後は底力が問われる。
実際のこのレースではどのようになっているかも照らし合わせながら、有力馬を探っていきましょう。次の表が過去8年間の勝ちタイムと、ペースがわかる前後半の3ハロンタイム、レースのハロンタイムでペースUP(ラップタイムがゴールからたどって行き初めて11秒台になったタイミング。ずっと11秒台の場合は 0.5秒以上ペースが上がった時)の上がりハロン数、そして馬券に絡んだ3着馬までの4コーナー時点での通過順とその馬の上がり3ハロンタイムを並べたものです。
| 年 | 馬場 | 勝ち タイム | 前3F 上3F | ペース UP | 1着 4角通過 上3F | 2着 4角通過 上3F | 3着 4角通過 上3F |
| 2024 | 良 (京都) | 1:34.1 | 35.4 33.6 | 3 | 2 33.6 | 4 33.8 | 10 34.0 |
| 2023 | 良 | 1:33.8 | 34.1 35.4 | 3 | 4 34.8 | 17 34.1 | 3 35.2 |
| 2022 | 良 | 1:33.9 | 34.1 36.1 | 3 | 3 35.8 | 11 35.2 | 5 35.8 |
| 2021 | 良 | 1:33.5 | 34.5 35.2 | 3 | 7 34.5 | 5 34.8 | 9 34.6 |
| 2020 | 良 | 1:32.3 | 34.9 35.4 | – | 2 34.5 | 9 33.5 | 7 34.2 |
| 2019 | 良 | 1:33.0 | 33.8 35.8 | – | 3 35.4 | 8 35.3 | 15 34.9 |
| 2018 | 良 | 1:33.9 | 35.3 34.4 | 4 | 3 33.9 | 4 34.0 | 2 34.6 |
| 2017 | 良 | 1:33.3 | 35.2 34.0 | 3 | 4 33.6 | 10 33.8 | 7 34.0 |
レースのパターンは概ね3種類くらいのようです。1つ目のパターンは前半は35秒前半で進み、残り3ハロンからの上がり33秒台の末脚勝負。2つ目のパターンは前半は34秒台のハイペースとなって、コーナーで緩んでのこり3ハロン中盤からペースがあがるので、34秒後半から35秒台の上がり3ハロンタイムとなるもの。3つ目は、ペースがずっと11秒台で流れて息が入らず、ラスト200mが12秒台の底力勝負。といっても、勝ち馬を見ると、ほとんどが4角では5番手以内にいる状況。差して勝ったのが2021年ドウデュースのみ。その年は2着が5番手にいたセリフォスなので、どのようなペースにしても軸としてはスタート良く前に行けるスピードがある馬が良さそうですね。
朝日杯フューチュリティステークス 出走馬を確認
今回の出走馬から展開を見ていきましょう。明確に前に行きたいという馬はいないのですが、1200mや1400mのレースが中心に前に行っている馬は、今回のレースでもそのレースの感覚で走ってしまい、前に出る形になるケースが考えられます。タガノアラリアとダイヤモンドノットがそれに該当し、この2頭がペースを作る展開となりそうです。続いて、カヴァレリッツォ、カクウチ、リアライズシリウスといった展開かと予想します。2019年や2020年でペースを作った逃げ馬は、朝日杯FSに出走するまでのレースが1200mや1400mまででマイル戦に出ていない状況だったので、今年もそれなりに早いペースで進むのではないかと予想します。そして、少々雨もあるので、良馬場以外で好走実績があるとなお良しですね。
朝日杯フューチュリティステークス 予想結論
今回はカヴァレリッツォを本命としたい思います。リアライズシリウスと軸を悩みましたが、若駒にとっては輸送もそれなりに慣れが必要だと思うので、直近のレースの勝利馬がほとんど栗東所属厩舎というところもあるので、地の利を含めてカヴァレリッツォに期待します。
◎ 8番 カヴァレリッツォ
○ 13番 リアライズシリウス
▲ 12番 アドマイヤクワッズ
△ 5番 エコロアルバ
△ 10番 ダイヤモンドノット
△ 7番 コルテオソレイユ
△ 6番 タガノアラリア
△ 9番 スペルーチェ
△ 11番 カクウチ
馬連ながしでいきたいと思います。
レース後振り返り追記(12/21 17:00)
朝日杯フューチュリティステークス、レース終了しまして、振り返りをしていきたいと思います。
まずはレースの着順が以下の通りでした。
1着 8番 カヴァレリッツォ 1:33.2
2着 10番 ダイヤモンドノット 3/4馬身差
3着 12番 アドマイヤクワッズ 1馬身差
道悪馬場のレースとなりましたが、前半34秒台と、この馬場にしてはかなり早い展開になりました。4角はかなり殺到しましたが、うまく抜け出したダイヤモンドノットを追って、内側の馬群をうまく捌いて伸びてきたカヴァレリッツォが差し切って勝利しました。どのようなレースだったのかを振り返っておきたいと思います。まずはレースのペースから見ていきましょう。
| 年 | 馬場 | 勝ち タイム | 前3F 上3F | ペース UP | 1着 4角通過 上3F | 2着 4角通過 上3F | 3着 4角通過 上3F |
| 2025 | 重 | 1:33.2 | 34.6 35.0 | – | 8 34.3 | 1 35.1 | 8 34.6 |
あわせて、ハロンタイムも掲示します。
12.4 – 10.8 – 11.4 – 11.7 – 11.9 – 11.6 – 11.2 – 12.2
ここでの予想通り、ダイヤモンドノットとタガノアラリアが前を争いました。その後、カクウチが続いて、その後ろにリアライズシリウスというところも大方予想通り。ただ、前半34.6秒とこの馬場にしては早い展開ですし、道中は常に11秒台となっています。こうなると、1400mくらいでバテる馬が出てきます。道悪が得意な馬でない限りは苦しいレースです。最後の直線が上がり12秒台になっていたので、最後は道悪の適性が影響したレースになったのだと思います。
1着のカヴァレリッツォは控える競馬にしましたね。すこし早くなりそうということで鞍上の判断で少し下げたでしょうか。重馬場で、この馬の適性があったので、この位置でも良かったですね。過去のレースから見ると4コーナーで先頭集団近くまで押し上げていないと厳しいという形でしたが、鞍上は落ち着いていました。阪神外回りの形状を生かして、最後の直線に向いた時に内回りコースの4コーナー部分でインコースが開いたところを一気に仕掛けて、ぐんぐん伸びてきて差し切りました。素晴らしい勝ち方でしたね。
2着のダイヤモンドノットは、早いペースの中うまく粘り込みましたね。この馬も経験は1400mまでですが、東京の1400mを乗り切った底力がありました。手応えよく先頭のまま4コーナーを迎え、直線では一度突き放し、一瞬勝ったかと思いましたが、最後は力尽きて惜しくも差されてしまいました。ほぼ完璧な乗り方だったと思います。
3着はアドマイヤクワッズ。位置取りは後方でしたね。外側の枠でもあったので、じっくり控え、のこり700mくらいからゴーサイン出して一気に比較的馬場の良い大外を回しつつ、直線勝負に徹しました。前にいるエコロアルバを追いかけながら、最後の坂でエコロアルバを交わしましたが、内にいた1、2着馬がまだ前にいました。これは外に回した分届きませんでしたね。
道悪で行われたレースですが、来年のクラシックでも春は雨が降りやすいので、皐月賞に向けては参考になるのではないかと思います。このレースで差しで34秒台後半、先行する馬で35秒台前半が出せるなら、まあ馬場適性があると言えるでしょう。カヴァレリッツォは唯一の上がり3ハロン34秒台前半ですから、こういった馬場を苦にせず、むしろ得意なのだと思います。予想の方もめでたく的中できまして良かったです。

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