ヴィクトリアマイルを予想してみました。-> レース後振り返り追記(5/24 12:00)

2026年

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では、お待たせしました。予想にいきいましょう。


レース条件確認

それではまず予想に重要なレース条件について確認しましょう。第2回東京競馬8日目の第11レース 15:40発走、4歳以上オープン、牝馬限定の芝1600mのレースです。

レースが行われる東京芝1600mコースの特徴について確認してみましょう。JRAホームページ掲載の東京芝1600mの特徴を転記します。
https://www.jra.go.jp/keiba/g1/victoria.html


スタート
スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっているためスピードに乗りやすい。

道中
向正面後半の坂を上りきると程なく下りに転じて3コーナーに入る。3、4コーナーはカーブも緩やかで、ペースが大きく緩むことなくスピードに乗ったまま直線に向かう。

ゴール
ゴール前の直線距離は525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差2メートルの長くてきつい坂が待っている。坂を上りきってからゴールまでは約300メートルあって、ここでさらに瞬発力が求められる。

展開・傾向
平均的に速いペースを追走できるスピードと同時に、直線では切れ味も要求される。マイラーとしての総合力を試されるコースだ。


過去レース分析

次の表が過去8年間の勝ちタイムと、前後半の3ハロンタイム、レースのハロンタイムでペースUP(前半3ハロンを除いて初めてラップタイムが12秒台に落ち着いて再び11秒台になったタイミング。カッコ内数字は前半3ハロンを除いて初めてラップタイムが12秒台に落ち着いた時の上がりハロン数。ただし、近年は12秒台まで落ちないケースがあるが、その場合はいちどペースが落ち着いたタイミングと再びペースが上がったと思われるハロン数を表示します。)したタイミング、そして馬券に絡んだ3着馬までの4コーナー時点での通過順とその馬の上がり3ハロンタイムを並べたものです。

馬場勝ち
タイム
前半3F
後半3F
ペース↗️
(ペース↘️)
[1着]
4角通過
上3F
[2着]
4角通過
上3F
[3着]
4角通過
上3F
20251:32.133.9
35.3
– (2)15
33.3
12
33.6
17
33.2
20241:31.833.8
35.0
– (2)8
33.9
3
34.9
8
34.1
20231:32.234.2
33.7
3(5)6
33.2
2
33.6
3
33.6
20221:32.234.7
34.2
3(5)4
33.4
6
33.4
2
34.1
20211:31.034.3
33.4
3(5)10
32.6
10
33.2
7
33.5
20201:30.634.2
33.9
-(1)4
32.9
3
33.8
6
33.2
20191:30.533.7
34.4
-(2)7
33.2
10
33.0
5
33.5
2018稍重1:32.335.2
34.0
3(5)8
33.8
13
32.9
4
33.6

たいてい、前半3ハロンと上がり3ハロンのタイムをみると、上がり3ハロンの方が早いタイムになるのですが、このレースに関しては、前半3ハロンのタイムが早くなるレースがあります。たとえば昨年2025年は、スタート後、ペースが落ちず同じくらいのラップタイムのまま直線に向かい、坂で各馬が一気に苦しくなり、坂を上り切ってあとは気力・底力の勝負になります。
一方で、前半3ハロンでポジションがすんなり決まって、ペースが一度落ちて、最後の直線勝負といったケースもありますので、今年がどちらのケースになるのかがカギになりそうです。

レース当日の天気と馬場予想

ヴィクトリアマイルのレース当日である5月17日日曜日の東京競馬場の天気は晴れ。気温は15時が29℃、16時は28℃とかなり暑いですね。JRA公式発表の5月16日午前7:00時点での芝のクッション値は10.0で、やや硬め(10〜12)です。良馬場予想でいきましょう。Bコースの利用で先週のAコースからラチが外側に移動しました。なので、先週よりも内枠は不利ではないですが、引き続き外枠の方がレースがしやすいかもしれません。

レース当日の展開予想

おそらくですが、主に1400mや1600mを主戦場として、戦法が逃げ先行の馬がペースの鍵を握ると思っています。主に1400mや1600mを主戦場(得意距離)としているのは、カピリナ、ワイドラトゥール、マピュース、ラヴァンダ、ドロップオブライト、カナテープ、アイサンサン。このうち、逃げ先行策タイプは、マピュース、ドロップオブライト、アイサンサンの3頭。主戦場が中距離のタイプで前に行くタイプはエリカエクスプレス、エンブロイダリーと案外少なめですので、前半3ハロンでポジションがすんなり決まって、ペースが一度落ちて、最後の直線勝負といったケースと見ています。

最終結論

今年のヴィクトリアマイルは12番エンブロイダリーを本命とします。阪神牝馬Sでは逃げましたが、ペースに合わせて自在に行けるタイプですので、今回もレースのペースを見極めてちょうど良い位置で進められそうです。比較的外側の枠であることも良い点。牝馬戦は意外な馬も来るケースもあるので、手広く流す形で良いと思います。

◎ 12番 エンブロイダリー
○ 4番 ラヴァンダ
▲ 8番 カムニャック
△ 7番 クイーンズウォーク
△ 16番 ニシノティアモ
△ 18番 チェルヴィニア
△ 14番 ジョスラン
△ 9番 ココナッツブラウン
△ 13番 カナテープ
△ 11番 ボンドガール

本命から馬連流しで行きます。


レース振り返り(5/24)

ヴィクトリアマイル、レース終了しまして、振り返りをしていきたいと思います。
まずはレースの着順が以下の通りでした。

1着 12番 エンブロイダリー    1:30.9
2着 8番 カムニャック       1 1/4馬身差
3着 7番 クイーンズウォーク    1 1/2馬身差

中団のいつでも外に出せる絶好の位置につけ、直線は余裕を持って追い出して突き抜けたエンブロイダリー。みごとなレースでした。レースのペースを見ていきましょう。

馬場勝ち
タイム
前半3F
後半3F
ペース↗️
(ペース↘️)
[1着]
4角通過
上3F
[2着]
4角通過
上3F
[3着]
4角通過
上3F
20261:30.934.6
33.6
– (-)6
33.0
7
33.1
10
33.1

あわせて、ハロンタイムも掲示します。

12.4 – 11.0 – 11.2 – 11.3 – 11.4 – 11.1 – 11.2 – 11.3

スタート後、レース全体としてはペースが落ちることなく、かといって直線に向いて止まることなく、ずっと11秒台前半を刻むという形となりました。こうなると2000mくらいは走れるスタミナも必要だったので総合力が試されるようなレースとなった形です。

当初逃げるだろうと予想もあったアイサンサンがスタートで出遅れたこともペースには影響しました。そのため逃げたのはエリカエクスプレス。11秒台前半が続くラップを刻んで逃げます。後方待機組は少しペースを落としていきますので、ちょうど前半3ハロンを通過した頃には縦長になりますが、後方は直線勝負と考え、馬群がほとんど動くことなく最後の直線に向きます。

ここからは底力勝負。エンブロイダリーは余裕を持って追い出しのタイミングを図ります。軽く追ってインコースにいたチェルヴィニアをかわしてのこり300mでゴーサインを出すと一気に加速して前で粘るエリカエクスプレスとニシノティアモもあっさりかわして、そのまま先頭でゴール。危なげないスムースな勝ち方でした。強かったです。

2着はカムニャック。エンブロイダリーのすぐ後ろに控えて、エンブロイダリーを見ながらの競馬。直線に入って、エンブロイダリーを捕まえに行こうとしましたが、結果まったく同じ脚色になってしまい、とどかせられませんでしたね。悪い競馬でもないので、自分の実力は出した結果だと思います。秋華賞ではテンションが上がりすぎて全く競馬になりませんでしたが、その後の阪神牝馬S、ヴィクトリアマイルとともに2着です。もう少し距離が伸びるとエンブロイダリーとの差がなくなると思いますので、秋のエリザベス女王杯あたりでは順位の入れ替わりがあってもおかしくないかもですね。

3着はクイーンズウォーク。こちらはカムニャックの後方で競馬。直線に入ってうまく外に出して伸びていきますが、やはりエンブロイダリー、カムニャックと脚色が全く同じくらいなので、差が縮まらずに、逃げ粘るエリカエクスプレスをかわしたところでゴールとなりました。この馬なりの精一杯の競馬でした。エンブロイダリーやカムニャックがただ強かったという感じでしたね。

1番人気から3番人気までの決着でしたので、すべて固い馬券となりました。期待の対抗のラヴァンダは7着。このペースで33秒台前半の末脚を繰り出す力まではなかったですね。

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